ようりゅう
楊柳とは、
(STRIPED CREPE)
きょうねんし
ヨコ糸に「強撚糸」を用いて、布面に「しぼ」を出した綿織物を、
綿クレープ cotton crepe または ちぢみ(縮) と言います。
※ 絹の場合は、特別にちりめん(縮緬)と言います。
→ ヨコ糸の強撚糸の撚りが戻ろうとする力(トルク)で
布面に「しぼ」が出ます。
その中でも、
タテ方向に筋のように「しぼ」を出したものを、
特に楊柳と言います。
柳の葉を重ねたように「しぼ」が現れるので、そう呼ばれています。
綿や綿麻混のものが多いです。
【一般的な楊柳の特長】
(1) 丈夫で、しわになりくにい。(ノーアイロン)
(2) 美しいしぼが見た目に涼感がある。
(3) さらっとした肌触りがある。
(4) 吸汗性、速乾性に優れている。
(5) 風通しがいい。
一般的な用途は、夏物のジャケット、シャツ、ブラウス、肌着、シーツなどです。
生地の拡大写真 | 柳の木 |