まさつけんろうど
摩擦堅牢度とは、
摩擦により、他のものを「汚染する度合」のことです。
【試験方法】
JIS L 0849 U形
摩擦子の先端に、綿の白い布をつけ、
試験機上に固定した「試験する色布」10cm間上を、
一定の荷重をかけて、往復100回摩擦し、
綿の白い布の汚染の程度を判定します。
(1) 「乾燥」試験 → 綿の白い布は乾燥した状態で、こする。
(2) 「湿潤」試験 → 綿の白い布に同重量の水を含ませた状態で、こする。
数値は、「1、1-2、2、2-3、3、3-4、4、4-5、5級」の9段階で、5級が優秀です。
摩擦堅牢度試験機U形 (写真提供:ボーケン)
色付が「試験する布」で、こする側に綿の白い布を取り付けている
※ プリント柄の場合は、使用しているすべての色をそれぞれ測定し、
一番悪い色のデータを試験結果とします。