たいこうけんろうど
耐光堅牢度とは、
染色した生地が、光(日光等)の照射により生じる「変色・退色の程度」のことです。
【試験方法】
JIS L 0842 第三露光法
日光による場合と違い、人工光源(カーボンアーク灯)による試験は、
自然の諸条件を模した「短時間」の促進試験で、季節や地域差に左右されません。
通常使われる数値は、
「1、2、3、3-4、4級」で、4級が優秀です。
耐光試験機 (写真提供:ボーケン) | ブルースケール と 変退色グレースケール (写真提供:ボーケン) |
4級照射 : ブルースケールの4級が標準退色するまでの照射
(14〜20時間照射) ※試験機の機種により異なる
3級照射 : ブルースケールの3級が標準退色するまでの照射
( 5〜10時間照射) ※試験機の機種により異なる
※ プリント柄の場合は、使用しているすべての色をそれぞれ測定し、
一番悪い色のデータを試験結果とします。
例えば、3色使用の <36000>OXプリント 612-C フェリエの場合 |
⇒ | 試験結果 3-4級 |