のり | |||
糊付け(サイジング)とは、 |
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(Sizing) | |||
製織の「準備工程」としてタテ糸に糊をつけること | |||
織物を織る際に、 タテ糸に、粘着性のある「糊」を付けて、強度を高め、 タテ糸が、綜絖(ソウコウ)や筬(オサ)との摩擦で毛羽立ったり、切れたりすることを防ぎます。 |
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米や小麦粉などの穀物のデンプンや、合成糊剤などが主体に用いられます。 染色前には除去が必要なため、除去しやすいこともポイントとなります。 |
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のり | |||
糊抜きとは、 | |||
(Desizing) | |||
タテ糸に糊付けされている生機の糊を除去すること。 | |||
生機に糊が残っていると、染色加工時に悪影響が出るため(発色や風合いなど)、 精練・漂白前に行います。 |
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毛焼き → 糊抜き → 精練 → 漂白 → シルケット加工 | |||
・ 酵素糊抜法 ・・・ デンプンを加水分解する酵素(アミラーゼ)を使用 | |||