シルケット加工(マーセライズ加工)とは、
(SILKETE)綿の織物を、染色前に、引っ張りながら「苛性ソーダ」に浸けるアルカリ処理加工。
綿の糸は、強アルカリの苛性ソーダで処理すると、大きくふくらんで丸みを帯びてくる性質を利用。
< 目的 >
(1) 染色性の向上(染料に対する吸着性がよくなる。)
(2) 糸の表面が平らでなめらかになり、シルクのような光沢を増す。
(シルケット)
(3) 収縮率を良くする。
(4) しわがとれる。
(5) 繊維の強度が増す。
かせい 苛性ソーダとは、 水酸化ナトリウムのことで、強いアルカリ性を示す、 塩水を電気分解してつくる工業製品。 |